交流回路における回路計算や電力計算の方法について学びます。
直流回路は直感的に理解しやすいですが、交流回路や少し複雑になってきます。
傾向
交流回路も計算問題が中心に出題されます。
過去11年の交流回路からの出題数は1問から最大5問となっています(全22問中)。
対策
交流回路の計算問題は、基本的な問題から難易度の高い応用問題まで幅広く出題されています。
応用問題に関しては、計算量が多くなる傾向にあり、その分解くために時間がかかります。
そのため、直流回路で学んだ回路計算の基本を押さえた上で、交流回路から出てくる電流と電圧のベクトル図、位相差をしっかりと理解して短時間で解けるようにする必要があります。
交流回路は次の三相交流回路を学ぶ上でも基礎になるため、しっかりとマスターしていきましょう。
特にポイントとなる点は、
- 平均値、実効値、瞬時値
- ベクトル、位相と位相差
- RLC直列回路の計算
- RLC並列回路の計算
- 極座標表示
になります。
テキストを1度通読し、参考授業を聴講して、法則や定理を理解したうえで、繰り返し計算問題を解きましょう。
ピンポイント参考授業
aki塾長の授業です。
ピンポイントの項目に絞った短時間の授業になりますので、苦手分野の克服に大変役立ちます。
1度で理解できない場合は繰り返し聞いてみましょう。
おすすめは、通常の授業を1回聞くのではなく、同じ時間なら倍速で2回聞いてみましょう。
交流の位相差
リアクタンス・インピーダンス
瞬時値
皮相、有効、無効電力・力率
平均値・実効値・波形率・波高率
参考授業
電験合格先生の授業です(全3回)。
1度で理解できない場合は繰り返し聞いてみましょう。
おすすめは、通常の授業を1回聞くのではなく、同じ時間なら倍速で2回聞いてみましょう。
授業のテキストは、こちらからどうぞ。
テキストのp22からになります。
交流回路第1回授業
交流回路第2回授業
交流回路第3回授業
参考演習授業
演習授業も電験合格先生のものになります(全2回)。
これを聞いて理解し、過去問を繰り返せば合格ラインには充分に達します。
演習のテキストは、こちらからどうぞ。