法規科目について
法規科目はその名の通り、関連する法令を取り扱います。
法令の条文は細かいですし、覚える範囲は多いです。
加えて計算問題もある程度出題されています。
そのため、法令関係のみや計算問題のみに絞らず両面から得点できるようにする必要があります。
法令の条文の暗記のみや、計算問題のみといった偏った対策では合格ラインに達するのが難しいため注意が必要です。
試験直前での法令の条文暗記はせずに前もって対策していきましょう。
また、法規科目はA問題10問、B問題3問であり試験時間は65分と、理論や電力、機械と比較して問題数が少なく試験時間は短いです。
そのため、1問あたりの配点が高くなります。
短時間で解けるように繰り返し過去問を解くなどの対策を行いましょう。
各分野ごとの過去問出題傾向(過去11年)
選択問題の出題傾向
法規科目は、選択問題はありません。
すべての問いに解答をしましょう。
法規科目の各分野
法規科目は大きく分けて以下の4分野に分けられます。
これに加えて計算問題が出題されています。
計算問題は電力や機械で一部出てきていますので、そちらで基本的な知識を得たうえで、法規の計算問題対策として過去問を解けば充分でしょう。
電気事業法とその他法令
ここでは、
- 電気事業法
- 電気用品安全法
- 電気工事士法
- 電気工事業法
などについて学びます。
電気設備の技術基準
ここでは、電気設備を安全に使用するために必要な基準と、具体的な手段について学びます。
法規科目は過去の出題傾向を見てもわかるように、この分野がメインです。
覚えることがたくさんありますので、どれが何だったかとならないように1つ1つ明確にしていきましょう。
参考書の音読も有効です。
電気施設管理
一般的に電気は日中は多く使われ、夜間の使用量は少なくなります。
そのため、時間帯による使用量の変化を分析し効率的に使用する必要があります。
ここでは、その計算方法や電気を安全に取り入れるための機器について学びます。
その他
上記以外の項目です。
時事的な問題も出題されています。
計算問題、B問題対策
計算問題は電力科目と重複する部分があります。
そのため、電力科目の内用の復習にもなりますので、合わせて進めていきましょう。