火力発電は、日本の電力の中で最も高い割合を占めている発電方式です。
燃料を燃やして水を蒸気にし、その蒸気をタービンに当てて回転させることで発電します。
ここでは、火力発電の基本と、各設備、熱サイクル、発電電力の計算と効率などについて学びます。
傾向
火力発電は電力や効率、発熱量に二酸化炭素の排出量に関する計算問題が中心です。
しかし、ボイラやタービンの構造や用語に関する知識を問う出題もされています。
過去11年の火力発電からの出題数は2問から最大4問となっています(全20問中)。
対策
計算問題は、火力(汽力)発電所の電力や効率、燃料の発熱量や二酸化炭素の排出量に関するものなどある程度パターンが決まっています。
過去問を繰り返し解いて対応できるようにしていきましょう。
知識を問う問題は、ボイラやタービンの構造や各部の名称、役割を理解して正確に覚えましょう。
特に似たような名称が多いため注意が必要です。
特にポイントなる点は、
- 熱サイクル
- 電力と効率の計算
- ボイラとタービンの構造
- 発熱量と二酸化炭素の排出量の計算
になります。
テキストを1度通読し、参考授業を聴講して、法則や定理を理解したうえで、繰り返し計算問題を解きましょう。
ピンポイント参考授業
aki塾長の授業です。
ピンポイントの項目に絞った短時間の授業になりますので、苦手分野の克服に大変役立ちます。
1度で理解できない場合は繰り返し聞いてみましょう。
おすすめは、通常の授業を1回聞くのではなく、同じ時間なら倍速で2回聞いてみましょう。
設備・ランキンサイクル
ボイラの種類
タービン・発電機の種類
効率
復水器損失・理想空気量
理想空気量
ガスタービン発電・コンバインドサイクル発電
参考授業
電験合格先生の授業です(全2回)。
1度で理解できない場合は繰り返し聞いてみましょう。
おすすめは、通常の授業を1回聞くのではなく、同じ時間なら倍速で2回聞いてみましょう。
授業のテキストは、こちらからどうぞ。
テキストのp7からになります。
火力発電第1回授業
火力発電第2回授業
参考演習授業
演習授業も電験合格先生のものになります(全3回)。
これを聞いて理解し、過去問を繰り返せば合格ラインには充分に達します。
演習のテキストは、こちらからどうぞ。