電気を送る電線路では、電圧低下や損失が必ず生じます。
ここでは、電線路のでの電圧低下や損失、短絡事故が起きたときに生じる電流値などの計算方法について学びます。
傾向
電力計算はその名の通り計算問題のみとなります。
過去11年の電力計算からの出題は2問から最大5問となっています(全20問中)。
分野別では出題される割合が最も高い分野になります。
対策
パーセントインピーダンスを用いる問題が多く出題されます。
そのため、まずはパーセントインピーダンスの概念を理解しましょう。
それ以外では電力損失や電圧降下の計算問題が出題されます。
これらの計算問題は、その内容自体はそれほど難しくありませんが、計算に時間がかかるものが多いです。
特にポイントなる点は、
- パーセントインピーダンス
- 三相短絡電流
- 電力と電力損失
- 線路の電圧降下
- 充電電流と誘電損
になります。
テキストを1度通読し、参考授業を聴講して繰り返し過去問を中心に計算問題を解きましょう。
参考授業
電験合格先生の授業です(全2回)。
1度で理解できない場合は繰り返し聞いてみましょう。
おすすめは、通常の授業を1回聞くのではなく、同じ時間なら倍速で2回聞いてみましょう。
授業のテキストは、こちらからどうぞ。
テキストのp47からになります。
※問8以降は授業が録画されていなかったそうです。ご注意下さい。
電力計算第1回授業
電力計算第2回授業
参考演習授業
演習授業も電験合格先生のものになります(全3回)。
これを聞いて理解し、過去問を繰り返せば合格ラインには充分に達します。
演習のテキストは、こちらからどうぞ。