電線は、周囲の温度によって伸びたり縮んだりします。また、風や雪の影響も受けるため、それらを考慮して安全に張る必要があります。
ここでは、電線に生じる弛みの長さや支線の張力の計算方法について学びます。
傾向
電線の弛みは計算問題が中心です。
過去11年の電線の弛みからの出題は0問から最大1問となっています(全20問中)。
電力科目ではあまり出題されていませんが、法規科目で類似の内容が問われますので、ここで勉強した内容はムダにはなりません。
対策
弛みの公式を暗記していないと解けない問題が出題されます。
上記の通り、出題頻度は高くありませんが、公式を知っていれば比較的簡単に解ける問題がほとんどです。
そのため、イラストと照らし合わせて公式を覚え、出題された場合は確実に得点できるようにしましょう。
送電の演習授業5回目で一部取り上げられています。