水力発電は、水を高い位置から落として水車に当てて回転させることで発電します。
ここでは、水力発電の基本と分類、設備、ベルヌーイの定理、水車の種類と調速機について学びます。
また、水力発電所で出力されるエネルギー計算と揚水発電所の仕組みと計算についても学びます。
傾向
水力発電はベルヌーイの定理や出力されるエネルギーに関する計算問題が中心です。
しかし、水車の構造や動作に関する知識を問う出題もされています。
過去11年の水力発電からの出題数は1問から最大3問となっています(全20問中)。
対策
計算問題は、水力発電所の出力エネルギー、揚水発電所に関するものなどある程度パターンが決まっています。
過去問を繰り返し解いて対応できるようにしていきましょう。
知識を問う問題は、水車の構造として各部分の名称や役割を理解して正確に覚えましょう。
特にポイントなる点は、
- ベルヌーイの定理
- 水力発電所の出力エネルギー
- 揚水発電所
- 水車の種類と調速機
になります。
テキストを1度通読し、参考授業を聴講して、法則や定理を理解したうえで、繰り返し計算問題を解きましょう。
ピンポイント参考授業
aki塾長の授業です。
ピンポイントの項目に絞った短時間の授業になりますので、苦手分野の克服に大変役立ちます。
1度で理解できない場合は繰り返し聞いてみましょう。
おすすめは、通常の授業を1回聞くのではなく、同じ時間なら倍速で2回聞いてみましょう。
設備・ダム
連続の定理・ベルヌーイの定理
水車の種類・比速度
水力発電の出力・揚水発電
速度調定率
参考授業
電験合格先生の授業です(全2回)。
電験合格先生は、ご存じの方が多いかもしれませんが、非常にわかりやすい授業をしていただけています。高校(どこかの工業高校?)の先生ということです。
1度で理解できない場合は繰り返し聞いてみましょう。
おすすめは、通常の授業を1回聞くのではなく、同じ時間なら倍速で2回聞いてみましょう。
授業のテキストは、こちらからどうぞ。
テキストのp1からになります。
水力発電第1回授業
水力発電第2回授業
参考演習授業
演習授業も電験合格先生のものになります(全3回)。
これを聞いて理解し、過去問を繰り返せば合格ラインには充分に達します。
演習のテキストは、こちらからどうぞ。